シカゴ・コーン市況=期近〜期中が反落、小麦の下落に追随

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/03    482.50      482.75      475.50      477.00      - 6.00
  2024/05    495.00      495.00      488.00      489.50      - 5.75
   2024/07    504.50      504.50      497.75      499.50      - 5.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        218,504        195,818        1,257,573 (+ 9,253)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(12月14日までの週)
 コーン:94万7418トン(前週改定値:72万5330トン)
 小 麦:28万4792トン(前週改定値:31万7156トン)
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*米農務省発表の週間作物進度報告:今期の発表は終了。
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*米気象庁発表の6−10日予報(12月24日−12月28日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 コーンは期近〜期中は反落。終値の前営業日比は6.00セント安〜1.50セント
高。期近3月限は6.00セント安の477.00セント。
 大豆と同様に米週間輸出検証高は強気な内容だったが、ロシアの供給増加に米国の輸
出が圧迫されるとの警戒感から小麦が大幅安となったことに追随安となった。前週に上
昇したことで反動からの転売が出たことも価格を下押す要因になった。
 シカゴコーン3月限は482.5セント取引を開始した直後に482.75セントの
高値に達した。その後、は欧州の時間帯を終えるまで480セントを下値支持線とする
高もみとなったが、シカゴの時間帯には軟化し終盤には475.5セントの安値を記
録。安値で買い戻されたものの477.5セントまでの戻りがせいぜいで低迷したまま
引けを迎えた。

 米農務省(USDA)が発表した12月14日までの週のコーン週間輸出検証高は
94万7418トンで前週改定値の72万5330トンを上回った。今年度の累計は
1014万0845トンで前年同期の799万5105トンを約27%上回った。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 雨がちな天気となり、一部地域ではまとまった雨量を伴う降雨が発生するだろう。こ
の数日は降雨の発生がなかったため、この雨による大豆、コーンへの影響は限られるも
よう。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 この週末は気温が大幅に上昇する一方、降雨は発生しなかった。一部地域では乾燥が
残るが、19日から年末まで結実期を迎えている大豆にとって慈雨が続く見込み。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 この週末は概ね降雨は発生しなかったが、今後は広い範囲で散発的な降雨が発生
するだろう。引き続きコーンと大豆の生育に適した状態となっている。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 週末にはまとまった雨量を伴う降雨が発生。これにより土壌水分が確保された。今後
は1月にかけて雨がちな天気が続き、大豆およびコーンの生育に適した状況が維持され
るだろう。
 シカゴ小麦は大幅反落。前週末の勢いを引き継いで 629.75セントで続伸して
取引を開始。その後、632セントまで値を伸ばしたが、620セント台前半に値を落
とした。しばらく621〜625セントのレンジを中心とするもちあいが続いていたが
終盤に崩れて614.75セントの安値まで軟化。安値を離れた後の戻りも浅く、低迷
したまま取引を終了。期近限月の3月限の終値は、前日比12.25セント安の617
セント。
米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 週末は暖かな気温となり降雨は発生しなかった。同様の天気が週半ばまで続く見通
し。21日以降は低気圧の影響で降雨が発生するが、23〜24日にかけてはさらに
雨量が増加する見通し。一部地域では降雪となるだろう。

今日の材料
・ブラジル南部では雨がちな天気が続く。
・ブラジル中部産地では19日以降に慈雨発生。
・アルゼンチン産地では生育に適した天気が続く。
・米プレーンズ中北部の小麦産地では21日以降に降雨発生か。
・12月14日までの週のコーン週間輸出検証高は94万7418トンで前週改定値の
 72万5330トンを上回る。
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