【これからの見通し】過剰な期待後退で円高リスクやや後退か 日銀金融政策決定会合は従来通り緩和姿勢の維持を示した。本邦勢にとってほぼ予想通りとなったが、海外勢を中心にマイナス金利解除に向けた地ならしがあるのでは、具体的には躊躇なくの表現削除があるのではとの期待が見られたため、これまでの姿勢維持の声明内容に円売りが広がった。 ドル円は142円60銭前後から143円78銭まで急騰。その後143円台での推移となっている。 植田総裁は会見で緩和姿勢の維持を示し、市場で話題になったチャレンジング発言について仕事についての取り組み姿勢一般のものと発言している。 こうした状況から一時の出口戦略に向けた過剰な期待が後退。ただ、市場では来年前半のマイナス金利解除期待を崩しておらず、影響は限定的なものとなりそう。 この後、海外勢を中心にクリスマス休暇に向けて取引が閑散になる期間であり、比較的落ち着いた展開が見込まれる。この後は143円台を中心とした推移が見込まれる。 クロス円も会合後に円売りが一気に進行。円高期待が後退している。もっともドル円同様に今後の動きは比較的落ち着いたものになる可能性が高い。ユーロ円は156円台から157円台にかけての推移が見込まれるところ。 ユーロドルやポンドドルは目立った材料がなく、東京市場同様に落ち着いた動きが続きそう。 MINKABUPRESS 山岡和雅
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