[本日の見通し]石油=下落、エネルギー企業の景況感は低迷も増産は続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 原油の2024年5月限は下落。夜間取引の安値を下回って6万8470円まで下げ
幅を拡大している。
 米ダラス連銀が発表した四半期エネルギー調査で、事業活動指数は+3.6まで低下
し、年初からの低水準での推移が続いている。金利負担の拡大や物価高が重しとなって
いる。脱炭素社会を目指した取り組みのなかで、石油産業の価値が低減していく見通し
であることも圧迫要因。
 一方、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、米原油生産量は日量
1330万バレルまで増加し、週次の過去最高水準を更新した。エネルギー関連企業の
景況感の推移と、米原油生産量の推移は引き続き相反しているが、米国の増産はどこま
で続くのだろうか。EIAの掘削生産性報告(DPR)によると、シェールオイルの増
産は一巡している。
 時間外取引でニューヨーク原油2月限は前日比0.60ドル安の73.62ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは73.51〜73.81ドル。
 原油5月限の予想レンジは6万8000円から6万9000円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万1000円から8万2000円。
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