(NY時間14:19)(日本時間04:19) ペイチェックス<PAYX> 119.44(-8.42 -6.59%) 中小企業向け労務管理ソリューションのペイチェックス<PAYX>が下落。取引開始前に9-11月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想を若干上回ったものの、売上高が予想を若干下回ったことが嫌気されている模様。株価も11月以降一本調子の上げを見せ、投資家の期待値が上がっていた分、失望感に繋がった模様。ガイダンスも公表し、1株利益の見通しは上方修正していた。 ギブソンCEOは「中小企業にとってマクロ経済環境は引き続き安定しているが、成長資金へのコストとアクセス、そして現在の労働市場における優秀な人材確保が引き続き課題となっている」と述べた。同社の中小企業雇用ウォッチでは、雇用の伸びと賃金の上昇の両方が緩やかであることを示し続けているという。 アナリストが長期的な成長軌道の原動力と位置づけている雇用者専門組織(PEO)および保険部門について、通期の売上高見通しを上方修正していた。 (9-11月・第2四半期) ・1株利益(調整後):1.08ドル(予想:1.07ドル) ・売上高:12.6億ドル(予想:12.7億ドル) マネジメント:9.31億ドル(予想:9.46億ドル) PEOおよび保険:2.96億ドル(予想:2.89億ドル) ・EBITDA(調整後):5.51億ドル(予想:5.55億ドル) ・顧客向け保有資金:3150万ドル(予想:41.1億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):10~11%増(従来:9~11%増) ・PEOおよび保険:7~9%増(従来:6~9%増) 【企業概要】 米国・欧州の中小企業とその従業員向けに、人事・給与・福利厚生・保険のための人的資本管理(HCM)ソリューションを提供する。HRアウトソーシング・HCMテクノロジー・給与処理・退職金および保険ソリューションを含む包括的なサービスでクライアントが進化するHRの課題に対処できるよう支援する。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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