このあと11月の米新築住宅販売件数 反動増が見込まれる

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 このあと日本時間0時に11月の米新築住宅販売件数が発表される。予想は年率換算で68.8万件と、予想以上に減少した前回からの反動増が見込まれている。前回は数十年ぶりの高水準にある住宅ローン金利が需要を圧迫している状況が示唆されていた。

 ただ、今回は若干ではあるが、住宅ローン金利が低下しており、希望者の購入を促したと見られている。試算では、住宅ローン金利の低下だけで、住宅購入希望者は中央値で約1万6000ドル高い住宅を購入することが可能になるという。また、中古住宅の在庫は今年初めほどではないが、依然として低水準で推移しており、新築住宅販売に引き続き恩恵を与えそうだ。

 今月発表の住宅建設業者の景況感を示すNAHB住宅市場指数も前回から上昇していた。

*米新築住宅販売件数(11月)0:00
予想 68.8万件 前回 67.9万件(年率換算)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。