海外市況サマリー(22日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2024/ 2 2,069.1  + 17.8    シカゴ大豆   2024/ 3  1,306.25  + 4.50
NY銀   2024/ 3 2,456.5  -  2.0    シカゴコーン  2024/ 3    473.00  + 0.50
NYプラ  2024/ 1   981.8  + 11.5    NY原油   2024/ 2     73.56  - 0.33
NYパラ   2024/ 3 1,223.70 - 4.50    ドル・円              142.51  + 0.28
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は142.50円台で推移
 ドル円は下向きの流れが続き、ニューヨーク時間の序盤、1ドル=141円台後半ま
で下げ幅を拡大した。東京時間に一旦141円台に下落したが、下げ渋った。しかし、
積極的に買い戻す雰囲気はなく、11月のPCEデフレータが発表され、市場が期待し
ている早期利下げ期待を正当化する内容と捉えられた。住宅を除くコア・サービス、ス
ーパーコアも2ヵ月連続で前月比0.1%の伸びに留まった。短期金融市場では3月ま
での利下げ開始の確率を95%まで高めている状況。
 同時に発表になった11月の耐久財受注(速報値)が予想を上回る内容だったことか
ら、発表直後にドル買いの反応が見られたが、直ぐに戻した。ドル円は中盤にかけて
142.60円台まで再上昇した。

◎NY貴金属=金がユーロドルの上伸に支援され続伸、プラチナは反発
 ニューヨーク金は続伸、銀は小幅続落。
 金2月限は続伸。時間外取引では、米国債の利回り低下によるドル安を受けて買い優
勢となり、一時25ドル超の上昇となった。終盤も25ドル近い上げ幅を維持して推
移。日中取引では、11月の米PCEデフレータが米国の早期利下げ期待を正当化する
数字となったことでドルは対ユーロ中心に下落し、ユーロドルが8月10日以来の高値
まで上伸したことに支援され、金は再度、上げ幅を拡大した。11月の耐久財受注(速
報値)が予想を上回る数字となったことが警戒され、中盤から上げ幅を縮小したが、堅
調地合いは緩まず、17ドル超の上げ幅を維持して引けた。
 銀3月限は小幅続落。時間外取引は金の上昇に支援され、反発。日中取引は序盤は買
い優勢も3連休前の手じまい売りなどで上げ幅を削り、小安く引けた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは小反落。
 プラチナ1月限は反発。時間外取引では、金高に支援され、買い優勢。980ドルが
抵抗線ながら堅調に推移。日中取引では980ドル超えとなると、一段高となり、買い
戻しも増え、988ドル台まで上昇。投機家の利食い売りを吸収し、980ドル台を維
持して引けた。
 パラジウム3月限は小反落。時間外取引では小幅高で推移。日中取引は3連休前の利
食い売り優勢となり、マイナスサイドに軟化し、小安く引けた。

◎LME=アルミがドル安などから大幅続伸、銅・ニッケルは反落
 アルミ3カ月物は大幅続伸。2246ドルで小高く取引を開始し、小安くなることは
なく、寄り付き値がこの日の安値となった。今月18日に11月7日の高値2286ド
ルに顔合わせするまで上昇。その後、修正安となり、前日の21日には2222ドルま
で押し目を形成したが、安値を離れプラスサイドに浮上したことで押し目底確認ムード
が強まった。18日の高値2286ドル超えとなると上昇に弾みがつき、2300ドル
超えとなり、10月2日以来の高値となる2332ドルまで値を飛ばした。ドル安、欧
米の株式市場が小高く推移したことにも支援され、大幅高を維持し、この日の高値圏で
引けた。
 銅3カ月物は反落。8612ドルで続伸して寄り付き、8644.50ドルまで上げ
幅を拡大した。しかし23日から欧米市場がクリスマス休暇入りするため、利食い売り
の動きもあり、20日の高値8665ドルを試しに行く前に上げ幅を削り、マイナスサ
イドに軟化。8564.50ドルで買い支えられ、下値は堅く下げ幅を縮小して引け
た。

◎NY原油=続落、強弱材料が交錯も米株安で祝日前にやや売り優勢
 ニューヨーク原油は続落。
 前日材料視されたアンゴラの石油輸出国機構(OPEC)脱退による今後の供給増加
観測が圧迫要因となる一方、イエメンの武装組織フーシ派が紅海を航行する船舶を攻撃
することに対して多国籍部隊を創設する計画されて緊張が高まっていることが下支え要
因となった。クリスマス休暇を控えていることで、高値では手じまい売りも出やすく、
ニューヨーク原油期近は75ドル、ブレント原油期近は80ドルの節目がそれぞれ上値
として意識される展開となった。結局米株が軟調となったこともあり、原油もマイナス
引けした。

 改質ガソリン、ヒーティングオイルともに大幅続落。原油以上の下げ幅となり、クラ
ックスプレッド(製品と原油のサヤ)が縮小した。

◎シカゴ大豆・コーン=大豆は反発、コーンは小幅続伸
 大豆は反発。
 ブラジル産地の生育に適した天気は続いているものの、クリスマスの祝日を控えて最
近の大幅続落に対する利食いの買い戻しが入った。また民間のブラジルの生産高見通し
が下方修正されたことにも支援された。

 コーンは総じて小幅続伸。
 クリスマスの祝日前で玉整理主体の展開となり値動きは抑えられたが、大豆や小麦高
もあって強含みで終わった。

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