金・銀午前=総じて下落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金、銀は総じて下落。金はニューヨーク安を受けて売り優勢で始まった。その後は、
円安が下支えになった。銀もニューヨーク安を受けて売り優勢となった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が15〜1円安、金ミニが27.5円安
〜8.0円高、ゴールドスポットが27円高、銀が7.1〜2.6円安。
 午前11時3分現在の出来高は、金が3万0474枚、金ミニが5762枚、ゴール
ドスポットが7825枚、銀が33枚。
【NY金は株安・ドル高が圧迫】
 金は株安やドル高が圧迫要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通し
が強いが、ハト派転換に賭けた債券トレーダーに再考の兆しが出るなか、株安に振れ、
ドルが買い戻されたことが圧迫要因になった。JPモルガンの調査では、米国債のネッ
トロングが2020年5月以降で最も大きく減少したことが明らかになった。
 11月の米雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が6万2000件減の879万
件となった。12月の米ISM製造業景気指数は47.4となり、市場予想の47.1
を上回った。ただ分岐点となる50を下回るのは1年2カ月連続となった。12月12
〜13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、当局者はインフレ
「上振れリスク」が減退したという見解を確認した。さらに「過度に制約的な」金融政
策が経済に与える影響への懸念も示した。
 地政学的リスクの行方も当面の焦点である。レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズ
ボラ指導者ナスララ師は、イスラム組織ハマス幹部のサレハ・アルーリ氏がイスラエル
による攻撃で殺害されたことについて「われわれが沈黙することのできない重大で危険
な犯罪だ」と述べた。イラン南東部ケルマンで、爆発が2回あり、エイノラヒ保健相に
よると、95人が死亡、211人が負傷した。政府当局者は「テロリストによる攻撃」
という認識を示している。犯行声明は出ていない。
 金先限は夜間取引で9354円まで下落した。円高が圧迫要因になった。日中取引で
はニューヨーク安を受けて9386円まで下落したのち、下げ一服となった。円安が下
支えになった。円相場は年末の1ドル=140円台後半から143円台前半の円安に振
れた。銀先限は108.0円まで下落した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、株安やドル高を受けて
売り優勢となった。アジア市場では、朝方の2042.74ドルから、ユーロの戻りを
売られたことが圧迫要因になったが、押し目は買われた。
 午前11時現在、2042.11ドルで推移。銀は2293セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2072.40ドル、銀が2388セント。

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