きょうのユーロドルはNY時間に入って激しく上下動した。強い米雇用統計を受けて1.0880ドル近辺まで下落した後、今度はISM指数が弱い内容となったことで、一気に1.10ドル付近まで買い戻されている。経済指標の数字的にはドル売りを強める内容ではなかったように思われるが、市場はFRBの早期利下げ期待とドル安を欲しているのかもしれない。 本日は12月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)の速報値が発表されていた。エネルギー価格の前年のベース効果で総合指数は大きく上昇し、コア指数も前回から鈍化しているものの、前年比3.4%となお高い水準ではある。 エコノミストからは今回のユーロ圏のインフレ指標はECBによる早期の利下げをあまり正当化していないといった声も聞かれる。サービス価格は依然としてECBにとって問題児だが、12月は11月と同じ4.0%の上昇となっていた。また、企業は依然として値上げを望んでおり、労働市場も引き続き堅調で、賃金コストは上昇しているという。 EUR/USD 1.0941 EUR/JPY 158.44 EUR/GBP 0.8603 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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