NYプラチナ市況=プラチナは小反発、パラジウムは小幅続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
 プラチナ   (24/ 4)    968.4       981.8       953.9       971.8    +  5.5
         (24/ 7)    974.0       987.0       961.6       978.6    +  5.2
 パラジウム  (24/ 3)   1045.50     1056.50     1021.00     1037.10   -  0.70
         (24/ 6)   1045.50     1062.50     1040.00     1045.30   -  0.70
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
 プラチナ         23,407        19,570        72,708        (-    517)
 パラジウム          3,325         2,808        16,631        (+    128)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ    ・NYダウ           37,466.11 + 25.77
      4日  144.59/61   1.0949/51    ・ナスダック          14,524.07 + 13.77
      5日  144.72/74   1.0940/42    ・10年米国債利回り       4.05 + 0.06
・NY原油 (24/02)  73.81 + 1.62     ・SPDR保有金残高     874.21   0.00
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは小反発。パラジウムは小幅続落。前日比
は、プラチナが4.9〜6.5ドル高、中心限月の4月限が5.5ドル高、パラジウム
が1.00〜0.70ドル安、中心限月の3月限は0.70ドル安。
 プラチナ4月限は小反発。昨年12月の米雇用統計が堅調だったことを手掛かりにド
ル買いが入った後、同月の米ISM非製造業景気指数の弱さを受けてドル売りが優勢と
なったことが相場を支援した。
 米雇用統計でフルタイムの雇用者数が前月比153万1000人減少したことはドル
の重しとなった。パートタイム雇用は拡大しており、米雇用環境が悪化する兆候が強ま
っている。米ISM非製造業景気指数の内訳の雇用は43.3まで急低下し、
2020年7月以来の低水準となった。米経済指標は強弱が混在しているものの、全体
として3月の米利下げ開始観測を後押しする内容となっている。
 パラジウム3月限は小幅続落。昨年末から売りに押されているが、下げは一服気味。
今日の材料
・経済はソフトランディング達成した=イエレン米財務長官
・経済はFRBが良い決定を行ったことを示唆=同上
・景気再加速の可能性は低い=バーキン米リッチモンド連銀総裁
・労働市場は非常に安定した軟化パターンで動いている=同上
・経済が正常化すれば、FRBは金利を正常化すべき=同上
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