NY時間に入ってドル売りが強まっており、ドル円は143円台に値を落としている。特段のドル売りの材料は見当たらないが、米国債利回りが下げており10年債も4%を下回る中で、為替市場はドル売りが復活しているようだ。 先週の米雇用統計は力強い労働市場を示唆し、市場では3月までの利下げ開始期待が後退。現在は65%程度の確率に低下している。ただ、ドルの買い戻しが強まる気配がない中、ドル高を期待した投資家が一旦見切り売りを出しているのかもしれない。 先週のドル円は145円台を維持できずに失速した。上値での戻り売り圧力の強さも感じられる中で、明日の連休明けの本邦勢の反応を待ちたい雰囲気もあるようだ。 直近のドル円はテクニカル的にも、その反発に一服感が出つつあるとの指摘も出ている。ドル円は12月28日の安値から先週金曜日の高値まで約4.9%反発したが、金曜日の日足のローソク足は長い上髭を付けて寄引同事線を形成。時間足ベースでもドル円の上昇モメンタムは一旦後退している気配も出ているという。目先の下値サポートとしては143.75円が意識されるという。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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