シカゴ大豆市況=揃って続落、南米の好天や商品市場や株式市場の軟調受け

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/01    1,252.75    1,252.75    1,233.25    1,239.50     -10.25
  2024/03    1,258.00    1,261.00    1,236.00    1,245.50     -10.75
  2024/05    1,266.50    1,268.75    1,245.25    1,254.75     - 9.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       214,484       165,886         648,387  ( + 2,357)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(1月4日までの週)
 大 豆:67万4749トン(前週改定値:96万9454トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(1月13日−1月17日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
(7日付。米国気象庁(NWS)発表の8日付けの6ー10日予報は未発表。)
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 大豆は揃って続落。終値の前営業日比は10.75〜3.50セント安。期近3限月
の終値は10.75セント安の1245.50セント。
 引き続きブラジル、アルゼンチンの降雨とこれを受けた良好な生育環境が手掛かりと
なり売り優勢で運ばれた。原油や金を始め、消費市場全体の弱気な足取りや欧米株安も
売りを促す要因となり3月限は昨年6月半ば以来の水準まで軟化した。
 3月限は1258セントで取引を開始したが、その直後に付けた1261セントが
この日の高値となり、その後はシカゴの時間帯に大きく崩れた。安値は1236セント
に達し、目先先の下値メドだった昨年6月半ばの安値1241.50セントを割り込ん
だ。その後、売り警戒から下げ幅を縮小したが、安値、終値ベース共に昨年6月14日
以来の水準に値を沈めた。
 米農務省(USDA)発表の1月4日までの週の大豆週間輸出検証高は67万
4749トンでクリスマス休暇を挟んだ前週改定値の96万9454トンを下回った。
今年度の累計は2394万5566トンで前年同期の3023万9371トンを
約20.8%下回っている。

 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。

<ブラジル産地>
 ブラジル産地では、中部では雨がちな天気が続いており今週末も降雨が発生。今後1
週間にわたり、引き続き散発的な降雨が発生するだろう。ただ、雨量はこれまでよりも
減少すると見られる。一方の南部では週末に降雨は発生しなかったが、アルゼンチンか
ら低気圧が移動してきているため8日の週は雨が続く見通しとなっている。この雨は結
実期を迎えている大豆にとって慈雨となる見込み。なお、マトグロッソドスル州やサン
パウロ州など、降雨の発生がなかった地域でも今週は降雨が見込まれる。

<アルゼンチン産地>
 アルゼンチン産地ではこの週末は広い範囲で降雨が発生。この雨は大豆とコーンにと
って慈雨となっている。前線の影響で11〜12日にかけて北部では降雨が続く見通
し。その他の地域でも来週にかけて雨がちな天気が続くだろう。

 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 米プレーンズでは週末に広い範囲で降雪が発生。8日には荒天となり、ウエストバー
ジニア州からネブラスカ州東部およびミズーリ北西部にかけての地域で吹雪が見込まれ
る。また別の低気圧の接近も見込まれており、小麦への低温被害の発生が警戒される。
この低温がどの程度になるかまだ調査中だが、1週間に渡ることが見込まれている。

 大豆製品は、大豆粕は小幅下落も大豆油は小幅高。ストラドルに絡んだ売り買いが見
られたもよう。ただ、大豆の下落幅に比べると大豆製品の値動きは小幅なレンジにとど
まった。大豆粕の期近3月限は前日比0.90ドル安の368.50ドル。
今日の材料
・ブラジル産地では結実期を迎えている大豆にとっての慈雨が続く。
・アルゼンチン産地はしばらく雨がちな天気が続く見通し。
・米小麦産地では荒天。吹雪が小麦生育に悪影響を与えるリスクも浮上。
・1月4日までの週の大豆週間輸出検証高は67万4749トンでクリスマス休暇を
 挟んだ前週改定値の96万9454トンを下回る。

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