シカゴ大豆市況=軒並み反発、下落後の修正やブラジル一部産地の生育不安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値    帳入値     前日比
   2024/01   1,238.50    1,243.00    1,228.75     1,241.50      + 2.00
   2024/03   1,245.25    1,251.50    1,234.00     1,248.50      + 3.00
   2024/05   1,255.00    1,261.50    1,244.25     1,258.75      + 4.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高 (前々日比)
   先物        201,159        214,484         653,918  (+ 5,531)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(1月14日−1月18日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年並。
(8日付。9日付は日本時間午前6時現在、未発表)
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 大豆は軒並み反発。終値の前営業日比は2.00〜6.50セント高。期近3限月の
終値は3.00セント高の1248.50セント。
 これまで下落した後で修正から買い優勢となった。また、ブラジル第3位の大豆産地
であるパラナ州でイールド低下の可能性があると伝えられたことも買いを支援したもよ
う。ただ、降雨に恵まれブラジル産地ではほぼ全域で良好な作柄環境が続いていること
が引き続き意識され、上げ幅は限られた。

 3月限は1245.25セントで取引を開始。欧州の時間帯にかけて1240セント
台後半でのもちあいとなったが、シカゴの時間帯に大きく値を落として1234セント
の安値を記録。ただ、これまでの下落で売り警戒感が強まっていたことからすぐに買い
戻されて1240セント台後半を回復。一時は1251.50セントの高値まで値を伸
ばしたがすぐに売り直されるなど、堅調な足取りは維持しながらも上値の重さを窺わせ
る足取りとなった。
 パラナ州の穀物エージェンシーDeralによると、現在、大豆の作柄は良以上が
71%と前週の86%から大きく低下している。すでに一部では収穫が開始されている
が、今後も十分な雨量に恵まれなければ同州の今年度の大豆生産量はこれまでの予想
2170万トンを下回ってくるリスクが高まっている。パラナ州はブラジル第3位の
大豆生産州。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 アルゼンチンから低気圧が到来し、これにより降雨が続く見通しとなっている。この
雨は結実期を迎えている大豆を始め、その他、穀物生育にとっての慈雨になるだろう。
前週は降雨の機会が乏しかったサンパウロ州では降雨が見込まれる。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 今週いっぱい降雨が続く見通し。週後半から週末には東部から西部にかけて次第に雨
量が減少していくだろう。なお、来週も雨が残る見通し。

<アルゼンチン産地>
 低気圧がゆっくりと北上するのに伴い、11日にかけて広い範囲で散発的な降雨が発
生するだろう。この雨は大豆、コーンにとって慈雨になる見込み。この前線が移動した
後も新たな前線が到来し来週も慈雨が続く見通しとなっている。
 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 強い低気圧の影響で吹雪が発生。この低気圧も9日には移動しつつあるが、11日に
は新たな低気圧が到来し広い範囲で降雨が発生する見込み。一部では12日にかけて大
雪となる見込みながら先の低気圧よりも影響は少ないと予想される。ただ、来週にかけ
て再び強風と大幅な気温の低下が見込まれる。更に13〜14日にかけて別の低気圧の
到来が見込まれているため、極寒の状態は1週間程度、続く見通しとなっている。
 大豆製品は、大豆油は大豆に追随する買いが入り小高く終了したが、大豆粕は続落。
前日に続きストラドルに絡んだ売りに頭押された。期近3月限は前日比0.90ドル安
の367.60ドルで終了。
今日の材料
・ブラジル南部では低気圧の到来に伴い雨がちな天気に。
・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では今週から来週にかけて降雨が続く。
・アルゼンチンの南北産地では良好な生育環境が続く。
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