金・銀午前=金が反発、144円台後半の円安と現物の下値の堅さから

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が反発。金は1ドル=144円台半ばまでの円安を受けて買い優勢で始まった。そ
の後は、現物相場が底堅い足取りを見せるなか、1ドル=144.70円台までの円安
に支援され、当限以外が50円超の上昇で推移。銀は期近1本と期先2本のみの約定で
売り優勢。

 午前11時12分現在の前営業日比は、金標準が33〜55円高、金ミニが31.0
〜50.5円高、ゴールドスポットが87円高、銀が3.1円〜0.5円安。
 午前11時12分現在の出来高は、金が1万6799枚、金ミニが2940枚、ゴー
ルドスポットが2336枚、銀が5枚。
【米利下げ観測織り込み後の調整続く】
 NY金2月限は年明け以降、頭重い足取りを展開。前週発表された12月の米雇用統
計が米雇用情勢の底堅さを示したことを受けて利下げ観測が後退するなか、今年の利下
げ着手期待を織り込んだ後の調整が続いている。CMEのFedウォッチでは3月利下
げを見込む比率は65.7%であり、昨年末の87%からは大幅に利下げ期待が後退し
ている様子を示している。11日には米消費者物価指数(CPI)が発表されるが、
雇用情勢の底堅さが示されたことで、主に賃金によって構成されるスーパーコア部門が
依然にも増して注目される。インフレ率の緩和を示唆する動きが見られなければ、利下
げ期待はさらに後退し金価格をさらに圧迫する要因になってくる可能性がある点に注意
したい。
 金先限は日中取引で午前11時頃に9459円まで上げ幅を拡大。9453円まで上
げ幅を縮小したが騰勢は維持している。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、下値堅く推移。きのうの海外市場では、11日に発表の昨
年12月の米消費者物価指数(CPI)発表待ちのなか、2026ドル台まで下落。下
値を切り上げ、アジア時間は2030ドルを挟んで推移後、2031ドル台に強含み。
 午前11時現在、2031.58ドルで推移。銀は2302セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2031.48ドル、銀が2308セント。

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