NY原油市況=反落、米国の原油や石油製品在庫の増加が重しに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/02     72.17       73.59       71.01       71.37        - 0.87
  2024/03     72.20       73.55       71.09       71.44        - 0.85
  2024/04     72.24       73.51       71.18       71.50        - 0.83
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     563,051              825,581             1,598,167    ( + 7,145)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/02     260.06    - 4.98
                            2024/03     255.38    - 4.66
         改質ガソリン       2024/02     206.73    - 0.95
                            2024/03     209.37    - 0.95
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.87〜
0.85ドル安。その他の限月は0.83ドル安〜0.10ドル高。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油や石油製品の在庫が増加した
ことが重しとなった。製品在庫が急速に積み上がっているなかで、製油所稼働率は
92.9%まで低下し、原油在庫を押し上げた。時期的に石油製品需要は日量
1960万5000バレルと低迷しており、冬場は在庫が積み上がりやすい。
 昨年末にかけてユーロ圏が景気後退に入った可能性があり、今年の景気が不透明であ
ることは需要見通しを圧迫。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事はユーロ圏の
景気後退が最悪期を脱したとしても、見通しは厳しいままであるとの認識を示した。物
流の要所である紅海で、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)は米国の艦隊な
どに対する攻撃を強めており、ユーロ圏の物価は下支えされる見通し。
 今年の米利下げ開始観測は支援要因。11日には昨年12月の米消費者物価指数(C
PI)が発表される。米物価上昇率の鈍化ペースは穏やかになると想定されているもの
の、インフレ率の減速は続く見通し。
 時間外取引で2月限は前日終値を挟んで売り買いが交錯しつつも、通常取引開始を控
えて強含んだ。通常取引序盤には73.59ドルまで上昇。ただ、買いは続かず売りが
優勢となると、71.01ドルまで軟化した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルは反落。米石油製品在庫が増加を続けていること
が重し。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)0:30
原油 +133.8万(4億3240万)
ガソリン +802.8万(2億4498万)
留出油  +652.8万(1億3238万)
(クッシング地区)
原油 −50.6万(3417万)
*()は在庫総量
今日の材料
・米原油在庫の市場予想は前週比120万バレル減
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比521万5000バレル減
・ガソリン在庫は同489万6000バレル増
・留出油在庫は同687万3000バレル増
・クッシング原油在庫は62万5000バレル減
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