中東情勢が緊迫化しているが、原油相場の急伸は回避されている。米英がイエメンの フーシ派関連施設を攻撃したことで瞬間的に急伸したものの、買いが続かなかった。現 時点ではあくまでも原油「流通」問題であって、原油「生産」問題ではない。原油相場 を押し上げるのであれば、原油生産トラブルが求められる。ただし、その際も石油輸出 国機構(OPEC)プラスが潤沢な増産余力を残していることを考慮すれば、地政学リ スク主導の上昇が本格化する可能性は低い。大体供給を不可能にさせるホルムズ海峡封 鎖といったレベルの地政学リスクが発生して、初めて原油相場の持続的な急伸地合形成 が可能になる見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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