シカゴ大豆市況=期近は小幅反発、ブラジルの生産量見通しや急落後の修正で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/03   1,227.00    1,237.75    1,220.75    1,227.25     + 3.00
   2024/05   1,238.00    1,249.25    1,232.25    1,238.50     + 2.75
   2024/07   1,245.50    1,257.25    1,240.25    1,246.75     + 2.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       214,484       253,529         670,849  ( + 2,582)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(1月11日までの週)
 大 豆:126万4468トン(前週改定値:104万0628トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(1月22日−1月26日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近は小幅反発。終値の前営業日比は期近4本が1.00〜3.00セント
高、5番限以降は2.00〜0.25セント安。中心限月の3限月の終値は3.00セ
ント高の1227.25セント。
 ブラジル大豆トウモロコシ生産者協会(Aprosoja Brasil)が発表し
た23/24年度の同国大豆生産量予測が米農務省(USDA)が月例需給報告で示し
た予測を下回ったことが買いを支援した。ただ、ブラジルの大豆生産量見通しの不透明
感がイヤ気されて上げ幅は限られた。
 3月限は大幅安となった前週末の修正から買いが先行し1227セントで取引を開始
した後に浮上し、アジアから欧州の時間帯にかけては1228セントを下値支持線とす
るもちあいとなった。シカゴの時間帯を迎えても強い足取りを維持し、一時は123
7.75セントの高値まで浮上。高値を付けた後は軟化に転じ終盤には1220.75
セントの安値まで軟化したが、売り警戒から買い戻されプラスサイドを回復して終え
た。
 米農務省(USDA)発表の1月11日までの週の大豆週間輸出検証高は126万
4468トンで前週改定値の104万0628トンを上回った。今年度の累計は
2557万6844トンで前年同期の3243万1040トンを約21%下回ってい
る。
 ブラジル大豆トウモロコシ生産者協会(Aprosoja Brasil)は23/
24年度の同国の大豆生産量予測を1億3500万トンとした。USDAが12日に発
表した月例需給報告で示した予測量1億5700万トンを下回る量にとどまった。

 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。

<ブラジル産地>
 ブラジル中部では週末にかけて散発的な降雨が発生したが、降雨は局地的なものに
とどまった。今週も同様の状況が続く見込み。一方の南部ではまとまった雨量を伴う降
雨となり、サンパウロ州やパラナ州など土壌水分が乾燥している地域にとって慈雨とな
った。前線がゆっくりと移動し産地南部では週半ばから後半にかけて、産地中部では週
末に広い範囲で降雨が発生するだろう。この雨により全体的に生育環境は改善する見込
み。ただ、サフリーニャコーンの生育にとって現在の土壌水分量は十分ではなく、作付
け開始のためにはより持続的な降雨が必要となっている。なお、今後数週間のうちに
持続的な降雨が発生する見込み。

<アルゼンチン産地>
 13〜14日にかけて多くの地域で散発的な降雨が発生。16〜17日にかけてには
北部を中心に再び降雨が発生するが、この降雨が止むのは来週半ばまたはそれ以降にな
るもよう。ほとんどの地域で土壌水分は良好を維持しており、降雨が発生しない期間が
生じても、それが長期とならないかぎり、しばらく耐えられる状態にある。

 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 13〜14日にかけてほとんどの地域で寒気が流れ込み気温が低下した。14日から
15日にかけて降雪となる。多くの冬小麦はここ最近の雪で冠雪となっているが、オク
ラホマ州とテキサス州の多くの小麦はさらされた状態にあるため、寒気による被害が発
生するリスクが高い。今週半ばには寒さが緩むが、週後半になると新たな寒気の到来し
週末にかけて気温が低下するだろう。ネブラスカ州では再び降雪が見込まれる。ただ、
来週には暖気が到来するため、厳しい寒さに見舞われるのは短期で終わるもよう。

 大豆製品は、大豆粕は大豆の堅調に追随高。前週末に昨年6月8日以来の安値まで値
を落とした後だけに反動高となり、上げ幅も大きくなった。一方の大豆油は軟調。スト
ラドルに絡んだ売りが見られたもよう。大豆粕の期近3月限は前日比9.00ドル高の
371.10ドルで終えた。
今日の材料
・ブラジル産地中部の降雨は局地的なものにとどまる。
・ブラジル産地南部では降雨となり土壌水分が乾燥していた地域の状況も改善。
・アルゼンチン産地はしばらく雨がちな天気が続く見通し。
・米小麦産地では今週は寒気の到来により厳しい寒波に。一部産地で作柄への影響が
 懸念される。
・1月11日までの週の大豆週間輸出検証高は126万4468トンで前週改定値の
 104万0628トンを上回る。

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