●論点解説原油、地政学環境が不安定化でも上げず=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 米市場の連休中に中東情勢は一段と緊迫化したが、原油相場の反応は鈍い。紅海の船
舶航行の安全性が一段と損なわれる中、シェルが無制限で紅海ルートの使用を停止する
方針を示すなど、原油流通には混乱が生じている。イエメンのフーシ派は米英の攻撃に
対して報復を宣言しており、混乱状態は深刻化・長期化しやすい。ただし、現時点での
「実害」としては、中東から欧州向け原油輸送に10日程度の遅れと追加費用が掛かる
だけであり、欧州地区で原油供給が不足している訳ではない。米英の攻撃直後には一時
75ドル台に乗せたが、瞬間的な値動きに留まっている。地政学リスクは下値サポート
要因との評価に留まる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。