−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 4) 904.2 906.5 883.2 889.6 - 14.8 (24/ 7) 914.0 914.0 892.9 899.0 - 14.7 パラジウム (24/ 3) 940.00 945.00 904.50 919.70 - 18.40 (24/ 6) 940.00 946.00 913.50 926.50 - 18.60 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 31,955 38,758 75,103 (+ 1,060) パラジウム 4,470 6,995 20,403 (+ 978) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,266.67 - 94.45 16日 147.25/27 1.0871/73 ・ナスダック 14,855.62 - 88.73 17日 148.19/21 1.0880/82 ・10年米国債利回り 4.10 + 0.04 ・NY原油 (24/ 2) 72.56 + 0.16 ・SPDR保有金残高 864.40 + 0.56 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は続落。前日比は、プラチナが14.8〜12.3ドル 安、中心限月の4月限が14.8ドル安、パラジウムが18.60〜17.40ドル 安、中心限月の3月限は18.40ドル安。 プラチナ4月限は続落。時間外取引では、中国経済の先行き懸念や米国債の利回り上 昇を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。日 中取引では、予想以上の米小売売上高を受けて戻りを売られた。 パラジウム3月限は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退や他の貴金属の軟 調を受けて売り優勢となった。 プラチナ4月限は時間外取引を893.8〜906.5ドルのレンジで推移し、前日 比6.0ドル安の898.4ドルとなった。4月限は安寄りしたのち、中国経済の先行 き懸念や米国債の利回り上昇を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻さ れて下げ一服となった。 日中取引は、予想以上の米小売売上高を受けて戻りを売られた。時間外取引の安値を 割り込むと、テクニカル要因の売りが出て883.2ドルまで下落した。 12月の米小売売上高は前月比0.6%増と、市場予想の0.4%増を上回った。自 動車の販売やオンライン売上高が好調だった。CMEのフェドウォッチで、米連邦準備 理事会(FRB)の3月利下げ確率は53.8%(前日63.1%)に低下し、ドル高 に振れた。 パラジウム3月限は、時間外取引を919.00〜945.00ドルのレンジで推移 し、前日比3.60ドル安の934.50ドルとなった。3月限は高寄りしたのち、ド ル高再開を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となっ た。 日中取引は、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退や他の貴金属の軟調を受 けて売り優勢となった。時間外取引の安値を割り込み、904.50ドルまで下落し た。 16日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの19万4711 オンス、パラジウムは変わらずの5万3862オンス。 今日の材料 ・欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、インフレ率をECB目標の2%に戻すこ とに向けた道のりを歩んでいるものの、勝利はまだつかんでいないと表明した。 ・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は、金融緩和 を織り込んだ市場の動きは先走っているとの見方を示した。 ・12月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4%となり、10カ月ぶり に加速した。ONSはたばこ税の引き上げが要因と説明した。予想は3.8%。 ・12月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比0.6%増と、市場予想の0.4% 増を上回った。自動車の販売やオンライン売上高が好調だった。 ・米バイデン政権は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派を「特別指定国際テロリス ト(SDGT)」に再指定した。 ・ブリンケン米国務長官は、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議) で、パレスチナ自治区ガザやウクライナでの戦闘、台湾を巡る緊張など、自身のキャリ アにおいてこれ以上の世界的な課題に直面した時期は考えられないと語った。 ・11月の米企業在庫は前月から0.1%減と市場予想に一致した。減少は2カ月連続 で、在庫投資が第4四半期の経済成長の足かせになる可能性を示唆した。 ・12月の米鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が0.1%上昇した。エコノミスト 予想は横ばい。自動車が増加したものの、機械、電気機器、家電製品などが減少し、小 幅な伸びにとどまった。鉱工業生産指数は0.1%上昇。前月は横ばいだった。 ・米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、ここ数週間、底堅い消費に支えられる形 で経済は前進し、製造業など他分野で見られた弱さが相殺されたと指摘した。 MINKABU PRESS
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