プラチナ午前=プラチナは総じて続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて続落。プラチナはニューヨーク安
を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調を受けて下げ一服と
なった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが16円安〜4円高、プラチナミニが
17.0円安〜7.0円高、プラチナスポットが48円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが1万2933枚、プラチナミニが964
枚、プラチナスポットが4932枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。12月の米小売売上高が予想以上と
なり、米連邦準備理事会(FRB)の3月利下げ観測が後退した。ただ個人消費が堅調
なことは下支え要因である。900ドルの節目を割り込んでおり、どの水準で買い戻し
が入るかも焦点である。
 プラチナ先限は夜間取引で4206円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=148円台前半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の885.53ドルから、ドル高一服を
受けて堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは889.57ドル、パラジウムが930.64ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが893.64ドル、パラジウムが933.26
ドル。
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