プラチナ午前=プラチナは総じて反発、NY安も買い戻される

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反発。プラチナはニューヨーク安
を受けて売り優勢で始まった。その後は、買い戻されてプラスサイドに転じた。パラジ
ウムの商いは成立しなかった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが6円安〜16円高、プラチナミニが
11.5円安〜7.0円高、プラチナスポットが15円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが5543枚、プラチナミニが489枚、
プラチナスポットが1842枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは米利下げ観測後退や金軟調が圧迫】
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退や金軟調が圧迫要因になっ
た。中国経済の先行き懸念から中国勢の安値拾いの買いが見送られていることも下げ要
因である。中国株や香港株が大幅続落となった。一方、S&P500が終値ベースで最
高値を更新し、リスク選好の動きとなったことは下支え要因である。主要企業の四半期
決算に注目が集まっている。
 プラチナ先限は夜間取引で4272円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。日中取引では買い戻され、4311円まで上昇した。円相場は1ドル=148円
台前半で円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の894.74ドルから、899ド
ル台まで上昇したのち、ドル安一服を受けて上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは894.50ドル、パラジウムが934.50ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが900.32ドル、パラジウムが940.74
ドル。
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