[今夜の視点]シカゴ大豆=ダブルボトムを形成するか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。3月限は1220セント台半ばでのもみ合い。引
き続き12ドル台を維持して先週の安値でタプルボトムを形成するのか否かがチャート
上の焦点となる。前日大豆とともに引け味の良かった大豆油の値動きにも注目したい。
 また前日はあまり材料視されなかったが、2023年の中国のブラジル産大豆の輸入
が前年比29%増となり、その分米国産が同13%減となったとの報道があり、下落局
面で今週蒸し返される可能性もあるため頭に入れて置きたい。
 前日のシカゴは上伸。週間輸出検証高が116万トン台と前週から減少したものの、
100万トン台に乗せて好調だったことや、大豆油高に支援された。期近から上げ幅が
大きくなり、期近2本が2ケタセント高で引けた。

 3月限は1225.75セントまで上昇した後、引けは1224.25セントとこの
日の高値圏に近かった。

<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【工業】 1/24 06:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】 22:30 新築住宅価格指数 2023年12月(カナダ統計局)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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