−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/03 1,224.25 1,240.50 1,221.50 1,239.50 +15.25 2024/05 1,233.00 1,248.00 1,230.50 1,247.00 +14.00 2024/07 1,241.25 1,255.00 1,238.75 1,254.25 +13.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 206,761 178,319 719,292 (+ 15,302) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(1月29日−2月2日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅続伸。終値の前営業日比は6.25〜15.25セント高。中心 限月の3限月の終値は15.25セント高の1239.50セント。 ブラジル北部産地での高温乾燥被害はこれまで予想されているよりも大きいとの見方 が広がり、23/24年度の生産量予測の下方修正懸念が強まったことで買い優勢とな った。18日までブラジルからの供給増加見通しを手掛かりにして下値探りとなり昨年 6月上旬以来の水準まで値を落とした後でその修正も入ったことで上げ幅は大きくなっ た。 3月限は1224.25セントで取引を開始した後は、しばらく1228セントを上 値抵抗線とするもちあいとなった。欧州の時間帯終盤にこの水準を上抜いた後は、 1228セントが下値支持線に転じるなか1230セント台に到達。終盤には上値を探 る足取りとなって一時は1240.50セントと今月12日以来の水準まで上昇。高値 を外れながらも堅調地合いを維持して取引を終えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル産地> ブラジル産地中部での先週の雨量は限られていたが、今週は週末まで広い範囲で降り 続く見通し。今週の降雨は生育中の大豆の作柄改善を促す可能性はあるが、すでに収穫 が開始されていることもあり、収穫ペースの鈍化を促すリスクもある。ただ、これから 作付が開始されるサフリーニャコーンにとっては慈雨になるだろう。南部産地では今週 は少雨傾向が続くもよう。これまで雨が降り続いているため、少雨傾向が長期化しなけ れば生育に影響を与える可能性は低い。 <アルゼンチン産地> 前週より雨が止みはじめ今週は少雨傾向が続くだろう。土壌水分の乾燥が促されるな か、月末にかけてコーン及び大豆の作柄が低下するリスクが高い。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 23日から寒波が緩んでおり、南東部を中心に今週を通して降雨が続く見込み。テキ サス州東部ではまとまった雨量を伴う降雨が発生する可能性があり、土壌水分が乾燥し ている地域のみならず、生育中の小麦にとって慈雨になるだろう。 大豆製品は、共に大豆の堅調に追随高となった。大豆油は原油高に追随して前日に上 昇下後だったため上げ幅は限られた。大豆粕の期近3月限は前日比5.30ドル高の 361.10ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル中部では広い範囲で雨がちな天気に。 ・ブラジル南部のコーン及び大豆の産地では小傾向。 ・アルゼンチンの南北産地では少雨傾向続き大豆、コーンの作柄低下リスクも浮上。 ・米小麦産地での寒波は緩み慈雨の可能性も高まる。 MINKABU PRESS
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