シカゴ大豆市況=大幅下落、弱気な輸出や南米産への需要シフト観測から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/03   1,240.00    1,247.50    1,215.50    1,223.00     -17.25
   2024/05   1,245.75    1,252.75    1,223.50    1,230.25     -16.25
   2024/07   1,252.25    1,258.50    1,232.00    1,237.50     -15.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       257,040        248,762         728,598  ( + 1,809)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(1月18日までの週)
 大 豆:56万0900トン(事前予想レンジ:40万〜90万トン)
 大豆粕:25万6800トン(事前予想レンジ:10万〜40万トン)
 大豆油:    100トン(事前予想レンジ:5000〜8000トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(1月31日−2月4日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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 大豆は期近から大幅下落。終値の前営業日比は17.25セント〜6.75セント
安。中心限月の3限月の終値は17.25セント安の1223.00セント。
 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が落ち込んだことが弱材料となった。
特に南米諸国からの輸出が本格化する時期を迎えつつあるなかでの米国産大豆の輸出の
落ち込みは米国から南米へと需要がシフトしていることを示している、との見方が価格
を下押す要因となった。

 3月限は1240セントで取引を開始。アジアの時間帯前半に1247.50セント
の高値を付けたあとは若干値位置を切り下げながらも欧州の時間帯を終えるまで
1240セントを下値支持線とする高もみとなった。シカゴの時間帯を迎えると急速に
軟化。1230セントを割り込んだところで買い戻されたが戻り待ちの売りを受けて
1215.50セントの安値を記録。安値を離れたあとは1220セント台前半での安
もみとなり、この水準のまま引けを迎えた。

 米農務省(USDA)が発表した1月18日までの週間純輸出成約高は56万
0900トンで前週の78万3000トンを下回った。今年度の累計純輸出成約高は
3794万8800トンで前年度同期の4646万7100トンを約18%下回ってい
る。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。

<ブラジル産地>
 この数日は産地中部では広い範囲で降雨が発生しているが、今週後半から来週にかけ
て降雨地域は限定される見込み。降雨範囲が狭まることで大豆の収穫は進展する見通し
ながら、まだ成熟中の大豆には降雨が必要となっている。また、すぐに作付が開始され
るサフリーニャコーンにとっても雨が望ましい。29日の週は産地中部および南部の双
方では少雨傾向が続くだろう。

<アルゼンチン産地>
 主要産地では少なくとも来週まで降雨は発生しないだろう。コーン及び大豆の作柄は
土壌水分の開発が促されるため月末にかけて低下する見通し。ただし来週半ばにはまと
まった雨量を伴う慈雨が見込まれる。

*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズ中部では来週半ばまで気温は平年を上回る見通しだが、テキサス州では来
週序盤に気温が低下する可能性もある。気温の上昇によりカンザス州およびネブラスカ
州で雪解けが促されるだろう。テキサス州東部ではここ最近の雨により土壌水分は回復
に向かっている。今週末から来週明けにかけてまでに再び降雨が発生するが、その後は
少雨傾向になるだろう。
 大豆製品は、大豆粕、大豆油共に大幅安となった大豆に追随安。大豆油は週間輸出成
約高の低調もいや気された。大豆粕はアルゼンチンからの供給増加見通しが重石になっ
た。大豆粕の期近3月限は前日比5.10ドル安の358.20ドルとなり、358.
50ドルで終えた5月限に対して下ザヤに転じた。
今日の材料
・ブラジルでは産地中部では広い範囲で降雨が発生。来週にかけて雨量範囲は狭まる
 見込み。
・アルゼンチン産地では少なくとも来週まで降雨は発生しない見込み。
・プレーンズでは来週半ばまで気温は平年を上回る見通し。

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