前週は70ドル台後半まで値上がりし、約2か月振りの高値を更新する展開になっ た。引き続き地政学環境が不安定化していることに対する警戒感が強かった。フーシ派 が紅海で船舶に対する攻撃を続けていること、ロシアのバルト海沿岸の石油関連施設が 攻撃を受けたことなどが、相場を押し上げた。また、原油在庫が減少したこともポジテ ィブ材料視された。75ドルの節目を上抜き、チャート主導の買いも膨らんだ。 今週は上値の重さを再確認する展開になろう。地政学リスクが高まっているとは言 え、現時点で明確な原油供給障害が発生している訳ではない。地政学リスクのみで80 ドル台にコアレンジを切り上げていくのは難しい。一方、値下がりで在庫手当の動きも みられ、過度の需要不安が後退する中、70ドル割れに向かうリスクも後退している。 70〜75ドル水準の居心地がよく、70ドル台後半では調整リスクを警戒したい。2月1 日に合同閣僚監視委員会(JMMC)の開催が予定されるも、政策調整は想定されてい ない。 予想レンジは75.00〜80.00ル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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