[今日の視点]貴金属=金はまちまち、NY安と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金がまちまちで寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安と円安を受け、
まちまちの値動きとなろう。プラチナ系貴金属(PGM)はニューヨーク高と円安を受
けて堅調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は3.29ドル安の
2018.50ドル、銀が10セント安の2279セント、プラチナが17.80ドル
高の910.20ドル、パラジウムは24.14ドル高の956.92ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=148.05/07円で、前営業日の
大引け時点から0.30円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が9611円前後、銀は106.5円前後、プラチナは
4355円前後、パラジウムは4500円前後。
【NY金はドル安一服で戻りを売られる】
 金は前週末の海外市場では、ドル安一服を受けて戻りを売られた。
 金はドル安一服が圧迫要因になった。12月の米個人消費支出(PCE)デフレータ
は前年同月比2.6%上昇と事前予想と一致した。伸びは前月から横ばいで、3カ月連
続で3%を下回った。コアデフレータが同2.9%上昇と前月の3.2%上昇から伸び
が鈍化したことを受けてドル安に振れたが、当面の金利据え置き見通しを受けてドルが
買い戻された。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きが見込まれ
ている。

 銀は前週末の海外市場では、ドル安一服や金の戻りを売られたことを受けて上げ一服
となった。
【NYプラチナは900ドル割れで買い戻される】
 プラチナは前週末の海外市場では、米個人消費支出(PCE)デフレータ発表後のド
ル安を受けて買い戻された。
 プラチナは米個人消費支出(PCE)デフレータ発表後のドル安を受けて買い戻され
た。12月の米PCEコアデフレータが前年同月比2.9%上昇と前月の3.2%上昇
から伸びが鈍化した。ドル売り一巡後のドル安は一服したが、プラチナは900ドル割
れで買い戻された流れが続いた。24〜25日にニューヨークの指定倉庫在庫が
9991枚減少しており、実需筋の買い戻しが入った。一方、今週は29日に中国恒大
集団の清算申し立ての審理が予定されている。清算命令が下されれば投資家心理がさら
に悪化する可能性がある。
<今日の予定>
・NZ貿易収支 2023年12月(NZ統計局)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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