きょうのNY為替市場、米雇用統計が想定外に強い内容となったことでドル高が強まっており、カナダドルは対ドルで下落し、ドルカナダは1.34ドル台後半まで一気に上昇している。 しかし、対円やユーロでは買われており、カナダ円は一時110.40円近辺に上昇する場面も見られていた。本日の上昇で21日線の上を維持しており、上向きの流れを継続できるか注目される。 カナダはできるだけ早い時期の利下げが必要との見方が出ている。カナダ中銀は年内に計1.50%ポイントの利下げを行うという自身のこれまでの見方は、以前想定していたよりもカナダ経済が堅調であることを示す指標を踏まえると、いささか強引だったかもしれない。しかし、カナダ統計局が発表した第4四半期GDPの暫定予測の前年比1.2%増は、経済が利下げを必要としているとの考えを打ち消すものではないと述べている。 来週はカナダの雇用統計が発表され、弱い内容を見込んでいるが、カナダ中銀はGDPよりも労働市場の緩みを重視していると考えている。インフレ圧力が住宅ローン金利と家賃に限定されると確信できれば、利下げ観測が浮上し、カナダ中銀はFRBよりも大幅な利下げを行う可能性があるという。 USD/CAD 1.3464 CAD/JPY 110.16 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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