前週は79.29ドルまで上昇した後、72ドル台まで急反落する展開になった。中 東の地政学リスクを手掛りに上値追いの展開が続き、昨年11月30日以来の高値を更 新した。しかし、その後は過熱感の強さに加えてイスラエル=ハマスの停戦協議の動き が報じられたことが嫌気され、75ドルの節目を割り込む急反落になった。2月1日には 石油輸出国機構(OPEC)プラスの合同閣僚監視委員会(JMMC)が開催された が、政策調整は行われなかった。 今週は70ドル台前半にレンジを切り下げよう。中東情勢は依然として不安定だが、 大きな供給障害などが発生している訳ではなく、需給もひっ迫かしていない。70ドル台 後半は割高感や過熱感が強い。イスラエル=ハマスの停戦協議が進展するのかは不透明 だが、協議が行われていることは間違いなく、大きく買い進むことは難しい。逆に著し い需給緩和もなく、70ドル割れから急落対応も求められない見通し。70ドル台前半コ アに揉み合う展開になろう。 予想レンジは68.00〜76.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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