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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
金 (24/04) 2016.1 2027.2 2006.6 2024.1 + 9.2
(24/06) 2036.1 2046.8 2026.6 2043.9 + 9.2
銀 (24/03) 2298.0 2356.0 2284.0 2347.5 + 52.4
(24/05) 2318.5 2376.5 2305.5 2368.6 + 52.0
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
金 157,166 216,131 412,454 (- 6,718)
銀 84,289 115,203 150,643 (- 1,106)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 38,627.99 - 145.13
前日 150.57/59 1.0727/29 ・ナスダック 15,775.66 - 130.51
本日 150.20/22 1.0777/79 ・10年米国債利回り 4.29 + 0.05
・NY原油 (24/04) 78.46 + 0.87 ・SPDR保有金残高 837.31 - 1.73
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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ニューヨーク金、銀は続伸。終値の前日比は金が9.1〜10.8ドル高、中心限月
の4月限が9.2ドル高、銀が52.0〜53.4セント高、中心限月の3月限は
52.4セント高。
金4月限は続伸。1月の米生産者物価指数(PPI)は総合・前年比が+0.9%、
コア・前年比が+2.0%となり、鈍化傾向が一巡していることがドル高を経由して一
時相場を圧迫した。インフレ率は穏やかな改善傾向にあるものの、米連邦準備制度理事
会(FRB)の目標水準への回帰が遅れる可能性が意識された。ただ、今週の米消費者
物価指数(CPI)や米PPIを受けても、年内の利下げ開始を否定する米金融当局者
はなく、次第にドル売りが優勢となったことは金相場を押し上げた。
プレジデント・デーの休場を控えた買い戻しも支援要因。パレスチナ自治区ガザ侵略
を続けるイスラエル軍はガザ南部のナセル病院に対する攻撃を強めており、死傷者数の
拡大が止まらない。パレスチナ自治区における死者数は3万人の大台にむけて増加を続
けている。
今週、イランの天然ガスパイプラインが爆発した問題で、イランはテロ攻撃との認識
を示しているほか、イスラエルが関与したと報道されていることは支援要因。イスラエ
ルがガザ侵攻を開始してから、同国はイランを直接的に攻撃していないが、パイプライ
ン爆破に関与したとなれば、イランの報復が警戒される。
銀3月限は続伸。米PPIが発表された後、ドル買いが一巡し、ドル売りが優勢とな
ったことが支え。1月12日以来の高値となる2356セントまで値を飛ばし、この日
の高値圏で引けた。
今日の材料
・自身の予想では政策正常化はこの夏始まる=ボスティック米アトランタ連銀総裁
・今年2回の利下げをまだ予想している=同上
・ポジティブなデータがあれば、3回の利下げも支持できる=同上
・今年3回の利下げ予想は妥当=デーリー米サンフランシスコ連銀総裁
・物価安定は目前だが、やるべきことはまだある=同上
・忍耐強くあるべきだが、経済の進展に合わせて動く準備はできている=同上
MINKABU PRESS
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