[今夜の視点]シカゴ大豆=アジア時間の騰勢を維持できるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は上昇。3月限は1140セント台後半、5月限は1150セ
ント台半ばまで戻しており、前日付けつた一代安値からともにすでに20セント以上戻
している。今夜はこのアジアの時間帯の騰勢を維持できるか否かが注目される。
 コーンと同様に3月限が29日に受渡通知開始日を迎えるため、それまでは限月移行
の買い戻しが入りやすくなるため、これまでのサヤすべりの反動が続く可能性も考えて
おきたい。

 前日のシカゴはまちまち。期近から反発。週間輸出検証高は97万トン台と前週から
減少したものの高水準を維持したことや、ブラジルの調査会社であるAgRuralが
2023/24年度のブラジル産の生産高見通しを1億4770万トンまで下方修正し
て、1億5000万トンを大幅に下回る予想を発表したことに支援された。

 3月限は1124.75セントまで一代新安値を更新しが、引けも1136.00セ
ントまで戻してプラス引けした。
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<今夜の予定>
◆◆ フランス ◆
【経済】 16:45 消費者信頼感指数 2024年2月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 22:30 耐久財受注 2024年1月速報値(商務省)
【経済】 23:00 住宅価格指数 2023年12月(連邦住宅金融局)
【経済】 23:00 ケース・シラー住宅価格指数 2023年12月(S&P)
【経済】 2/28 00:00 消費者信頼感指数 2024年2月(カンファレンスボード)
【工業】 2/28 06:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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