プラチナ市況=プラチナは反発、午後は売り圧力強まり期先1ケタ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/2    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,826    -14     9,841   -  2  : 2,031.58    -1.85
銀          114.0    0.0     110.7    0.0  : 2,245.00    -7.00
プラチナ     4,314    +10     4,304   +  2   :   888.02    +4.92
パラジウム   4,500   -200     4,500   -200  :   932.26   -20.45
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    150.61   +0.10  ユーロ・ドル相場   1.0828  -0.0022
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、反発。プラチナはニューヨーク反発を受けて買い優
勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場が890ドル台前半で堅調に推移を受け、
2ケタ高で推移した。しかし午前11時過ぎから現物相場が880ドル台に反落となる
と、先限は上げ幅を縮小し、先限は正午過ぎ10円高で推移。午後は売り圧力が強ま
り、期先2本は1ケタ高で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は200円安。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが2〜27円高、プラチナスポットが39円
高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが8071枚、プラチナミニが653枚、プラチナスポット
が3367枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ期先は日中取引ではプラスサイドを維持】
 先限は夜間取引で4335円まで上昇。日中取引は上値が重く推移し、午後に入り、
4304円まで上げ幅を削ったが、プラスサイドを維持。
 ニューヨークプラチナが投機家の買いが活発化するには、今夜発表の昨年第4四半期
の米国内総生産(GDP)改定値、29日発表の1月の米個人所得・支出(PCE)デ
フレーターでインフレ抑制と判断される必要がある。まず今夜の米GDP改定値に対す
る反応待ち。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。886ドル台で買い支えられ、午前11時に
892.26ドルの高値をつけた。しかしその直後から売りが出て、888ドル台に下
落。午後になり、2度にわたり883ドル台に軟化。午後4時前に882ドル台にジリ
安。
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