プラチナ午前=プラチナはまちまち、NY安と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナがまちまち。プラチナはニューヨーク安を
受けて売り優勢で始まった。その後は、円安を受けて期先2本が小幅高となった。パラ
ジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが11円安〜4円高、プラチナミニが
5.0円安〜3.0円高、プラチナスポットが変わらず、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが8738枚、プラチナミニが580枚、
プラチナスポットが4866枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安一服で戻りを売られる】
 プラチナはドル安一服を受けて戻りを売られた。予想通りの米個人消費支出(PC
E)デフレータを受けてドル安に振れたが、2月の独消費者物価指数(CPI)速報値
も伸びが鈍化しており、ドル安は一服した。ただ上海プラチナの出来高が528枚に増
加しており、安値拾いの買いが続くと下支えになるとみられる。
 プラチナ先限は夜間取引で4264円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。日中取引は4292円まで戻した。円相場は1ドル=150円台前半で円安に振
れた。植田日銀総裁は2%の物価目標実現について、見通せる状況には至ってないとの
認識を示した。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の878.68ドルから、ドル安を受け
て堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは879.60ドル、パラジウムが946.21ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが883.90ドル、パラジウムが937.51
ドル。
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