[今夜の視点]海外原油=反発か、見逃せないリスク多い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引で4月限は前日比0.28ドル安の78.46ドルで推移。本日これまで
のレンジは78.37〜78.87ドル。

 今晩の海外原油は反発か。週明けは利益確定の売りに押されたが、北半球の冬場が終
了し、そろそろ需要が上向く時期であることから堅調な値動きを期待する。石油輸出国
機構(OPEC)プラスは日量220万バレルの自主減産を4−6月期も継続するた
め、季節的な需要の上振れにともなって需給がタイト化する可能性がある。
 イスラエルと武装組織ハマスの休戦合意がまとまり、今週末のラマダンから一時的な
停戦が始まるかもしれないが、イスラエル軍がパレスチナ自治区南部のラファへ遅かれ
早かれ地上侵攻を開始する可能性があることは支援要因。難民が集まるラファで地上戦
が始まると死者数は数十万規模に膨れ上がるリスクがあり、そうなった場合、反シオニ
ズム感情は間違いなく高まる。
 北大西洋条約機構(NATO)がウクライナ紛争に深く関与していることが最近の報
道から明らかとなっており、ロシアとの対立拡大が警戒されることは買い手掛かり。英
国の兵士はウクライナ軍による英弾道ミサイル「ストーム・シャドー」の発射を支援し
ていたほか、ドイツ軍首脳がクリミア大橋攻撃を計画する音声が流出している。米国を
中心にNATO全体としてはウクライナに地上部隊を派遣することはないと明言してい
るものの、NATOはウクライナ紛争で劣勢であり、敗北を認めて撤退するか、新たな
段階へ踏み込むのか、選択肢はほとんどない。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】18:00 サービス業購買担当者景況指数 2024年2月確報(Markit)
【経済】18:00 購買担当者総合景況指数 2024年2月確報(Markit)
【経済】19:00 生産者物価指数 2024年1月(EUROSTAT)
◆ フランス ◆
【経済】16:45 鉱工業生産指数 2024年1月(INSEE)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】18:00 国内総生産 2023年10-12月期(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】3/6 00:00 耐久財受注 2024年1月確報値(商務省)
【経済】3/6 00:00 製造業新規受注 2024年1月(商務省)
【経済】3/6 00:00 非製造業景況指数 2024年2月(ISM)
【工業】3/6 06:30 週間石油統計(API)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。