プラチナ市況=プラチナは反落、下値切り上げも戻りは限定的

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         10,242    -13    10,242    -4  : 2,126.14   + 8.85
銀          115.0   +1.0     117.7   0.0  : 2,372.00   - 8.00
プラチナ     4,287    -24     4,293   -26  :   885.80   - 4.90
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   958.49   + 8.73
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    149.88   -0.63  ユーロ・ドル相場   1.0856  +0.0006
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク反落を受
け、ドル建て現物相場が880ドル台前半に下落、1ドル=149円台後半の円高から
売り優勢。金期先が前半、小幅続伸で推移したことが下支え要因となり、下値を切り上
げたが、戻りは限定的。午後は概ね安もちあいで推移した。
 パラジウムの商いは成立しなかった。

 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが40〜24円安、プラチナスポットが29
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが8865枚、プラチナミニが582枚、プラチナスポット
が8630枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は4300円台で戻り売り圧力】
 プラチナ先限は下落。夜間取引の終盤に4277円まで下落。日中取引の午後にな
り、4304円まで戻したが、4300円台では戻り売り圧力が強く。終盤にかけて再
軟化。
 ニューヨークプラチナ安からドル建て現物相場は一時880ドル台割れとなるまで低
迷。金に対しての割安感はあるが、中国の景気先行き不透明感が圧迫要因。金が調整局
面入りならば一段安リスク。今夜は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の
下院での証言があり米債券、株式市場の動きの影響を少なからず受けるとみられ、注意
が必要だ。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、底堅いが低迷。朝方に877ドルの安値をつけた
が、884ドル台まで反発。午前10時半に876.50ドルまで急落。すかさず買い
拾われ、午後3時半に888ドル台まで戻す場面があった。
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