[本日の見通し]石油=大幅安、今週はOPECなどの月報にも注目を

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2024年8月限は大幅安。7万0680円まで下げ幅を拡
大し、夜間取引の安値を下回った。
 今週は、12日に石油輸出国機構(OPEC)や米エネルギー情報局(EIA)が、
14日には国際エネルギー機関(IEA)が月報を公表する。今年の世界の需要見通し
についてOPECが楽観的である一方、修正を繰り返しているとはいえIEAは悲観的
なままである。見通しが一致しないことが値動きを抑制する要因にもなっていることか
ら、IEAやOPECの需要見通しには引き続き注目しておくべき。
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.19ドル安の77.82ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは77.68〜77.99ドル。
 原油8月限の予想レンジは7万0100円から7万1100円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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