ゴム午前=総じて上昇、一時上げ幅を縮小も再び買われる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて上昇。寄り付きでは、日経平均株価が急落していることを
受けて、夜間取引の上げ幅を縮小させた。だが、売り一巡後は、日経平均株価が大幅安
になっているにも関わらず、買いが優勢となっている。TSR20は出来ず。

 午前11時23分現在のRSS3号は前営業日比2.9円安〜11.8円高。活発限
月の8月限は同5.7円高の318.7円、期先2月限は出来ず、推定出来高は
2350枚(前日夜間取引含む)。

【8月限は上値を試す】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて上昇となっている。寄り付きでは、日経
平均株価が前日比900円超の大幅安となったことから、売りが先行した。だが、その
後は、しっかりとした展開になっている。
 8日の取引で2月22日の高値306.5円を上抜き、一代の高値を更新したことで
買い玉の回転が効いている。時期的にも、ウィンタリング(落葉期=減産期)が視野に
入っており、売りは出にくくなっている。このところ株価主導で上昇する場面がみられ
たが、ゴム独自の材料で上昇となれば、上値を試しやすくなりそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が期中6月限のみの約定し、2.9セント安。TS
R20は売りが先行し、2.4〜1.3セント安。

 上海ゴムは小幅高。午前10時53分現在、指標限月の2024年5月限は、前営業
日比115元高の1万4100元で推移。

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