プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、円高やドル建て現物相場の上げ一服に上値を抑えら
れたが、円高が一服すると、値を戻した。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが50〜69円高、プラチナミニが
43.0〜63.0円高、プラチナスポットが65円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが1万7935枚、プラチナミニが
1011枚、プラチナスポットが1万4507枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは欧州時間から買い戻される】
 プラチナはニューヨーク市場でファンド筋の売り越しが確認されるなか、欧州時間か
ら買い戻し主導で上昇した。欧米の利下げ期待が高まったが、中国経済の先行き懸念が
残るなか、ファンド筋の売り圧力が強い。ただ900ドル割れで買い戻されると、テク
ニカル要因の買いを巻き込んで上昇した。今夜は米消費者物価指数(CPI)の発表が
あり、各市場の反応を確認したい。
 プラチナ先限は2月21日の高値4392円に顔合せした。ニューヨーク高が支援要
因になった。円相場は1ドル=146円台後半で円高が一服した。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、小幅安。朝方の937.53ドルから、上げ一服と
なった。
 午前11時現在、プラチナは936.00ドル、パラジウムが1032.80ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが918.07ドル、パラジウムが
1022.30ドル。
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