プラチナ午前=プラチナは反落、NY安や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円高を受けて軟調となった。パラジウムの商いは成
立しなかった。
 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが52〜21円安、プラチナミニが
57.0〜36.5円安、プラチナスポットが52円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが9216枚、プラチナミニが633枚、
プラチナスポットが3759枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。米消費者物価指数(CPI)の伸び
が加速し、ドル高に振れた。米連邦準備理事会(FRB)が6月に利下げを開始すると
の見方に変わりはないが、年末までの利下げ幅の見通しが縮小した。ただ株高に振れて
おり、ファンド筋の売り玉が残っていると買い戻される可能性もある。
 プラチナ先限は夜間取引で4332円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=147円台前半の円高に振れた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、小幅高。朝方の922.30ドルから、押し目を買
われた。
 午前11時現在、プラチナは924.27ドル、パラジウムが1035.04ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが933.28ドル、パラジウムが
1027.03ドル。
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