プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の堅調を受けて上値を伸ばした
が、円安一服を受けて上げ一服となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが57〜73円高、プラチナミニが
52.5〜66.5円高、プラチナスポットが70円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが1万5782枚、プラチナミニが
1087枚、プラチナスポットが5950枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米利下げ期待や金堅調が支援】
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待や金堅調が支援要因になった。
ただニューヨークのプラチナETF(上場投信)に利食い売りが出ており、上値を抑え
る要因である。上海プラチナの出来高も減少し、中国勢が高値での買いを見送ってい
る。ファンド筋の買い戻しが一巡すると、上値は限られそうだ。
 プラチナ先限は1月4日以来の高値4445円を付けた。ニューヨーク高が支援要因
になった。円相場は1ドル=147円台後半で円安が一服した。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の941.02ドルから、買い戻されて
堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは942.78ドル、パラジウムが1060.86ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが924.60ドル、パラジウムが
1040.72ドル。
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