シカゴ大豆市況=期近から大幅反落、弱気な輸出やドルの高止まりなどで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/05   1,198.50    1,206.00    1,186.75    1,187.75     -10.50
   2024/07   1,212.50    1,220.25    1,201.25    1,202.25     -10.25
   2024/08   1,211.75    1,216.75    1,198.25    1,199.00     -10.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       184,014       220,038         768,711  (+  9,789)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(3月14日までの週)
 大 豆:68万6181トン(前週改定値:78万4853トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(3月24日−3月28日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近から大幅反落。終値の前営業日比は10.50〜7.75セント安。中心
限月の5月限は10.50セント安の1187.75セント。
 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高が前週を下回るなか、ドルが高止まりし
ブラジルの収穫が進行していることで、今後の米国の大豆輸出が圧迫されるとの懸念が
広がるなか売り優勢で運ばれた。前週に上昇していたことで転売の動きが広がり、大き
な下げ幅に繋がった。
 5月限は1198.50セントで取引を開始した後に浮上し、1206セントの高値
に達した。ただ、その後は時折、押し目買いが入りながらも戻り待ちの売りに押されな
がら値位置を落とす右肩下がりの足取りとなり、シカゴの時間帯には1190セントも
割り込んだ。引け間際に1186.75セントの安値に達した後の戻りも浅く、2ケタ
の下げ幅を維持して引けを迎えた。
 米農務省(USDA)発表の3月14日までの週の大豆週間輸出検証高は68万
6181トンで前週改定値の78万4853トンを下回った。今年度の累計は3576
万6875トンで前年同期の4406万3711トンを約19%下回っている。

 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。

<ブラジル産地>
 南部産地には前線が到来した影響で週末に降雨が発生し、一部ではまとまった雨量が
観測された。この前線の影響で今週は雨がちな天気が続くほか、21日から22日にか
けては中部で降雨となる見込み。この雨は前週は少雨傾向に見舞われたサフリーニャコ
ーンにとって慈雨になるだろう。

<アルゼンチン産地>
 週末には散発的な降雨が発生。今週は低気圧の到来により、より広い範囲で降雨が発
生するだろう。20日には勢力の強い低気圧が到来し広い範囲でまとまった雨量を伴う
降雨となる見込み。23〜24日にかけては降雨は発生しないが、全体的に良好な状態
を維持すると予想される。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 テキサス州に前線が停滞した影響で、週末は南部で降雨が続いた。今週、南部では局
地的な降雨が発生するほか、20〜21日にかけては広い範囲で降雨が発生するが、そ
の後、この降雨は東に移動し後半には北端に達する見込み。一方ネブラスカ州と他の東
部の地域では散発的な降雨または雷雨が発生するだろう。25日の週は北極圏からの気
団から到来するなか荒天となり一部の小麦に被害が発生する可能性がある。

 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の軟調に追随。ただ原油が堅調となったこと
で大豆油の下げ幅は限られた。大豆粕の期近5月限は前日比2.80ドル安の331.
90ドルで終了。
今日の材料
・ブラジル産地南部では今週は雨がちな天気が続く見通し。
・ブラジル産地中部および北部では20日以降に降雨。
・アルゼンチン産地は広い範囲で降雨が発生。
・米小麦産地では今週は雨がちな天気が続く。25日以降は荒天で被害発生の
 リスクが高まる。
・3月14日までの週の大豆週間輸出検証高は68万6181トンで前週改定値の
 78万4853トンを下回る。

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