プラチナ午前=プラチナは反発、米利下げ予想を維持

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはドル建て現物相場の上
昇と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、金の上げ一服に上値を抑えられた
が、押し目は買われた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが11〜62円高、プラチナミニが
19.0〜54.0円高、プラチナスポットが32円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが1万7965枚、プラチナミニが
1075枚、プラチナスポットが1万3736枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米FOMC後のドル安が支援】
 プラチナは米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安が支援要因になった。金利
据え置きが決定された。年3回の利下げ予想が維持されたことを受けてドル安に振れ
た。プラチナは再び900ドル割れで買い戻され、中長期のレンジ相場を継続してい
る。
 プラチナ先限は4428円まで上昇した。ドル建て現物相場の上昇や円安が支援要因
になった。円相場は1ドル=150円台後半で円安が一服した。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の914.10ドルから、金の上げ一服
に上値を抑えられたが、押し目は買われた。
 午前11時現在、プラチナは917.11ドル、パラジウムが1036.12ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが907.80ドル、パラジウムが
1006.29ドル。
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