−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/05 440.25 441.50 436.00 439.25 - 1.50 2024/07 453.25 454.25 448.75 452.00 - 2.00 2024/09 462.50 463.25 458.50 461.75 - 1.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 221,430 302,632 1,582,089 ( + 2,797) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(3月28日−4月1日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並み。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並み。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは小反落。終値の前営業日比は2.00〜0.50セント安。中心限月の5月 限は1.50セント安の439.25セント。 南米産地でさらに生育に適した天気が続いていることで大豆が急落したことに圧迫さ れたが、小麦が欧州連合(EU)のロシア産穀物への高関税導入を検討していることが 報じられて上昇したことで、下げ幅は抑制された。デイリー報告での大口輸出成約発表 は下支え要因となった。 5月限は440.25セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引で440セ ント台を割り込み、438セント台で推移。欧州の時間帯から米国の時間帯序盤に崩れ て安値は436.00セントまであった。その後下げ幅を縮小して一時440セント台 に乗せて高値は441.50セントまであった。引けでは440セント台を割り込ん だ。 この日米農務省(USDA)はメキシコ向けに2023/24年度積みでコーン17 万3000トン、2024/25年度積みで9万トンの大口輸出成約があったことを明 らかにした。、 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル産地> 産地中部では22日から強い前線が居座り、来週にかけて降雨が強まるだろう。に到 達するだろう。これまで雨不足だったサフリーニャ(二期作)コーンにとって慈雨とな るだろう。一方、これまで降雨に恵まれていた産地南部では少雨傾向となる見込み。 <アルゼンチン産地> 今週末にかけて少雨傾向となる見込みだが、気温も低下するためストレスも減少する だろう。また来週には次の低気圧が移動して来るため、受粉期のコーンや大豆には適し た天気が続くだろう。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、北半分で低温になっているが、対照的にオクラホマ州やテキサス州 では暖気が残っている。北部では低気圧により、モンタナ州や南北ダコタ州では局地的 に弱い降雪が見られた。 シカゴ小麦は続伸。欧州連合(EU)がロシア産穀物の輸入に対して高関税導入を検 討していることが報じられたことで、輸出競合面から支援材料となった。 中心限月の期近5月限は前日比8.00セント高の554.75セント。 今日の材料 ・ブラジル産地南部では来週にかけて、雨不足だったサフリーニャコーンにとっては慈 雨となる見込み。一方これまで降雨に恵まれていた産地南部では少雨傾向になる見込 み。 ・アルゼンチン産地では今週末少雨傾向も、来週には次の低気圧の到来で良好な生育環 境が続く見込み。 ・メキシコ向けに2023/24年度積みでコーン17万3000トン、2024/ 25年度積みで9万トンの大口輸出成約=USDA。 ・欧州連合(EU)がロシア産穀物の輸入に対して高関税導入を検討。 MINKABU PRESS
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