[今夜の視点]シカゴ大豆=チャート悪化に注意、週間輸出検証高にも注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。5月限は1190セント台前半まで軟化している。チ
ャート的には前日の安値1189.25セントを割り込むと、さらに底割れする可能性
もあるので注意したい。今週は29日の米農務省(USDA)の作付意向面積、全米四
半期在庫が焦点となるが、それに対する事前予想にも注目したい。
 今夜は週間輸出検証高にも注目したい。

 前日のシカゴは急反落。南米産地の生育に適した天気が続いていることや、ブエノス
アイレス穀物取引所がコーンと違って生産高見通しを下方修正せずに引き続き米農務省
(USDA)を上回る見通しを維持していることも弱材料。5月限は12ドルを維持で
きなかったことでチャート面からの売り圧力も強まった。

 5月限は1189.25セントまで急落。12ドル台を割り込んだことで売り圧力が
強まった。1192.50セントまで戻したが、12ドル台が遠くなった。
<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 23:00 新築住宅販売 2024年2月(商務省)
【農産】 3/26 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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