プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高と円安
を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安一服やドル建て現物相場の上げ一服に上
値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが14〜20円高、プラチナミニが
12.5〜34.0円高、プラチナスポットが41円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが5968枚、プラチナミニが466枚、
プラチナスポットが2432枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下
げ見通しを受けてドル安が再開した。欧州時間に900ドル割れで買い戻されたことも
下支え要因である。ただ今週は29日に2月の米個人消費支出(PCE)デフレータの
発表があり、高値での買いは見送られるとみられる。
 プラチナ先限は夜間取引で4420円まで上昇した。ニューヨーク高や円安が支援要
因になった。日中取引では4392円まで上昇した。円相場は1ドル=151円台前半
で円安が一服した。鈴木財務相が「過度な変動は経済の不確実性を高めるため望ましく
ない」と述べた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の903.24ドルから、ドル安を
受けて906ドル台まで上昇したのち、金の上げ一服に上値を抑えられた。
 午前11時現在、プラチナは905.02ドル、パラジウムが1002.50ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが895.70ドル、パラジウムが
992.34ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。