シカゴ大豆の夜間取引は反落。5月限は12ドルとび台前半まで再び軟化している。 前日の急伸で底入れした感も出ているが、今夜再び12ドル台を割り込んで引けるよう であればまだ底割れの可能性も残っている。チャート上は12ドルの節目を挟んだ攻防 がどうなるのか注目したい。 今年は29日がグッドフライデーの祝日のため、28日に発表される作付意向面積、 全米四半期在庫が注目されるが、とくに新穀の生産高に影響する作付意向面積が目先の 焦点となろう。 前日のシカゴは期近から急反発。安値を小幅に下回ったものの、売り渋ったことで買 い戻しが先行した。南米産地では雨勝ちの天気が続いているものの、ブラジルの収穫進 捗率が70%近くに達していることで、むしろ収穫作業の停滞観測から支援材料となっ た。週間輸出安値検証高が76万トン台と前週から増加したことも支援材料。 5月限は再び12ドル台を回復して、高値は1188.50セントまで安値まであっ たが、下落したものの、急落。12ドル台を割り込んだことで売り圧力が 強まった。1192.50セントまで戻したが、12ドル台が遠くなった。 <今夜の予定> ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 耐久財受注 2024年2月速報値(商務省) 【経済】 22:00 住宅価格指数 2024年1月(連邦住宅金融局) 【経済】 22:00 ケース・シラー住宅価格指数 2024年1月(S&P) 【経済】 23:00 消費者信頼感指数 2024年3月(カンファレンスボード) 【工業】 3/27 05:30 週間石油統計(API) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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