−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/05 1,196.75 1,198.00 1,189.50 1,192.50 - 6.50 2024/07 1,210.00 1,211.50 1,203.50 1,206.50 - 6.00 2024/08 1,207.00 1,208.75 1,201.25 1,205.00 - 4.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 192,135 199,811 773,473 (+ 6,952) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(4月2日−4月6日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は揃って続落。終値の前営業日比は8.00〜6.00セント安。中心限月の 5月限は6.50セント安の1192.50セント。 作付意向面積や四半期在庫報告の発表を28日に控えて玉整理基調が強まるなか、中 国からの需要が停滞していることやドルの高止まりが重石となり、軟調な足取りとなっ た。ただ5月限は1190セント割れで買い支えられ、下げ幅は限られた。 5月限は1196.75セントで取引を開始。その後、やや値位置を落とし1191 セント手前で買い戻された後はしばらくの間1191〜1195セントのレンジ内で高 下。シカゴの時間帯に値を落として1189.50セントの安値を付けたがすぐに買い 戻されてこの日の高値となる1198セントに達した。ただ、1190セント台後半に 達すると売り圧力が強まるなか次第に売り優勢となって終盤には値位置を落とし、 1190セント台前半で引けを迎えた。 <ブラジル産地> 先週末以来、産地中部には前線が停滞しておりサフリーニャコーンにとっての慈雨と が続いている。この雨は限られていた中層土の土壌水分の回復を促している。一方、南 部では降雨の発生はまだ見られておらず、これまでの雨により蓄えられた土壌水分が消 費が続いている。今後、土壌水分の消費ペースが上がればサフリーニャコーンの生育が 悪影響を受ける可能性がある。来週初めには低気圧が到来し、少なくとも散発的な降雨 が発生するだろう。 <アルゼンチン産地> 産地南部では26〜27日にかけて降雨が発生しているが、それ以外の地域では降雨 の発生は無い。これらの地域では今週いっぱい、降雨は発生せずコーンや大豆の生育に は適さない状態が続く見通し。なお、一部の土壌水分が過剰となった地域では土壌水分 の乾燥が進み、適度な状態に近づくだろう。ただ、3月末には散発的な降雨が発生し、 その後も雨がちな天気が続く見通しとなっている。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 26日に続いて27日も寒気が滞在するため一部では氷点下まで気温が低下。この気 温低下を受け一部の小麦にダメージが発生するリスクが高まっている。ただ28日には 気温が上昇するだろう。また、週末にかけて降雨が発生するが、この雨は来週序盤まで 続く見込み。南西部でも見通しに不透明感はあるものの、来週に慈雨となる可能性も出 てきている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆に追随安となった。共に模様眺めから小幅な 下落にとどまった。大豆粕5月限の終値は前日比0.80ドル安の339ドル。 今日の材料 ・ブラジル産地では前線が停滞し中部を中心に降雨が続く。 ・ブラジル産地南部では少雨傾向となるが来週初頭には降雨発生か。 ・アルゼンチン産地は今週は少雨傾向だが3月末以降は雨がちな天候に転じる。 ・米小麦産地では寒気による低温が小麦生育に悪影響を与えるリスクが高まる。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。