プラチナ午前=プラチナは反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安と円高
を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の下げ一服や円高一服が下
支えになった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが39〜26円安、プラチナミニが
48.0〜25.0円安、プラチナスポットが25円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが1万1091枚、プラチナミニが725
枚、プラチナスポットが9046枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高が圧迫】
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。29日に2月の米個人消費支出(PCE)デ
フレータの発表を控えるなか、ドル高に振れた。また中国勢が戻り場面での買いを見送
ったことも上値を抑える要因になった。ただ米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通
しを受けて米国債の利回りが低下したことが下支え要因である。900ドル割れでは買
い戻しが入りやすい。
 プラチナ先限は夜間取引で4351円まで下落した。ニューヨーク安や円高が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=151円台前半で円高が一服した。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、小幅安。朝方の898.23ドルから、892ドル
台まで下落したが、買い戻されて下げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは896.60ドル、パラジウムが987.76ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが906.59ドル、パラジウムが991.80
ドル。
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