【場況】 金は反落。金はドル建て現物相場の下落を受けて売り優勢で始まった。その後は、ド ル高が圧迫要因になったが、円安を受けて下げ一服となった。銀は8月限が上昇する一 方、先限が下落した。 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が39〜25円安、金ミニが38.5〜 16.0円安、ゴールドスポットが1円高、銀が2.7円安〜1.0円高。 午前11時3分現在の出来高は、金が4万0800枚、金ミニが5118枚、ゴール ドスポットが1万1890枚、銀が8枚。 【NY金は米国債の利回り上昇で上げ一服】 ニューヨーク金は米ISM製造業景気指数の50台回復を受けて上げ一服となった。 3月の米ISM製造業景気指数は50.3と、前月の47.8から上昇し、拡大を示す 50を1年半ぶりに上回った。米国債の利回りが上昇し、金に利食い売りが出た。ただ 米連邦準備理事会(FRB)の6月の利下げ開始見通しに変わりはなく、今後発表され る経済指標を確認したい。 金先限は夜間取引で1万0878円まで下落した。ニューヨーク市場で利食い売りが 出たことが圧迫要因になった。円相場は1ドル=151円台後半の円安に振れた。銀先 限は120.2円まで下落した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米ISM製造業景気指数の 50台回復を受けて上げ一服となった。アジア市場では、朝方の2250.22ドルか ら、ドル高を受けて軟調となった。 午前11時現在、2248.67ドルで推移。銀は2516セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2261.17ドル、銀が2518セント。 MINKABU PRESS
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