石油午前=堅調、ウクライナによるロシア攻撃や中東の緊迫感で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。ウクライナ軍がロシアの製油所を再び攻撃したことから製品
供給のひっ迫が警戒されている。イスラエルがシリアの首都ダマスカスにあるイラン大
使館を空爆し、イランが報復を予告したことも買い手掛かり。円相場は1ドル=
151円半ばで、前日よりもやや円高・ドル安推移。時間外取引でニューヨーク原油
5月限は昨年10月以来の高値を更新した後に押し戻されている。
 日中取引開始後、原油の2024年8月限は7万9700円まで上昇。ただ、上げ一
服後は高値からやや調整している。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が550〜
1090円高。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が779枚。
【中国、イスラエルの国際法違反を非難】
 シリアのイラン大使館を空爆したイスラエルについて、中国の国連大使は国際憲章と
国際法の重大な違反であると非難した。この無謀な行為を不処罰とすることは重大な誤
ったシグナルを送ることになり、さらに危険な行為を助長することになると指摘した。
【海外原油夜間取引=上値重い】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.04ドル安の85.11ドルで推移。
本日これまでのレンジは85.06〜85.64ドル。
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