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現物 3カ月物
アルミ 2,388.04 + 50.15 2,429.00 + 49.00
アルミ合金 1,820.00 0.00 1,820.00 0.00
銅 9,150.56 + 262.50 9,262.50 + 271.50
ニッケル 17,163.06 + 318.14 17,339.00 + 309.00
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アルミ3カ月物は続伸。2372ドルと小幅安で取引を開始した後も2390ドル近
くまで浮上すると売り直されて2360ドルの安値まで軟化する頭重い足取りを展開。
欧州の時間帯終盤に地合いを引き締めた後は、米国の弱気な経済指標が利下げ観測を強
めたうえ、銅、金、原油、それぞれの堅調な足取りを手がかりにした買いが膨らみ、一
時は2437ドルと23年4月以来の水準まで上昇。高値からはやや値を落としたもの
の、高値圏を維持して終えた。
銅3カ月物は大幅続伸。前日の堅調地合いを引き継ぎ、9020ドルで確りで開始。
アジアの時間帯に9090ドルまで浮上した後は戻り待ちの売りを浴びて値を沈めて
9001ドルの安値まで値を落とし、欧州の時間帯半ばまで9040ドルを抵抗線とす
る低迷場面となった。ただ、9040ドルを突破した後は上値を探る足取りに転じた。
弱気なADP米雇用統計やISM非製造業景況指数、金、原油と他の商品市場の堅調な
値動きを手掛かりにして買い進まれて昨年1月末以来の水準となる9277ドルまで急
伸。買い警戒から転売が出て上げ幅を縮小したが、270ドルを超える大幅高となっ
た。
ニッケル3カ月物は大幅続伸。1万7050ドルで堅調で取引を開始した後に軟化
し一時は1万6855ドルの安値を付けたが、その後は他非鉄貴金属の上昇を受けて
上値を探る足取りに転じた。3月22日以来の高水準となる1万7485ドルに達した
ところで転売が入りながらも300ドルを超える上げ幅を維持して終了。
今日の材料
・3日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は小幅続落、5.66ポイント安の3069.30ポイント。
・欧州株は上昇。ISM非製造業景気指数を受け、金利高止まりへの懸念が幾らか
和らぎ、欧州株も買われた。
・3月のADP雇用者数
結果 18.4万人予想 15.2万人 前回 15.5万人(14.0万人から修正)(前月比)
・3月のISM非製造業景気指数 結果 51.4 予想 52.8 前回 52.6
・ドルは下落。ドル円は1ドル=151.90円台を試し、堅調。ユーロドルは1ユーロ=
1.0837ドルまで上昇し、3月27日以来の高値をつけた。
・米国株は小幅まちまち。ニューヨークダウは43.10ドル安。ナスダック指数は37.01
ポイント高。
・ニューヨーク貴金属は金・銀主導で全面高。ニューヨーク原油は小幅続伸。
MINKABU PRESS
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