シカゴ大豆市況=期近〜期中が反落、米輸出低迷が重石となり売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値    帳入値     前日比
  2024/05    1,182.25    1,186.75    1,170.25     1,180.00      - 2.25
  2024/07    1,195.25    1,199.50    1,183.50     1,192.25      - 3.00
  2024/08    1,194.00    1,197.75    1,182.75     1,191.25      - 2.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高 (前々日比)
   先物        220,941        334,110         823,682   (+  310)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(3月28日までの週)
 大 豆:19万4200トン(事前予想レンジ:40万〜90万トン)
 大豆粕:23万4800トン(事前予想レンジ:10万〜40万トン)
 大豆油:   3100トン(事前予想レンジ:5000〜8000トン)
*米気象庁発表の6−10日予報(4月10日−4月14日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は期近〜期中が反落。終値の前営業日比は3.00セント安〜1.25セント
高。中心限月の5月限は2.25セント安の1180セント。
 前日の上昇後に発表された米農務省(USDA)週間純輸出成約高報告で輸出が引き
続き低迷している様子が示されたことが弱材料となった。メキシコ向けの大口成約が発
表されたが反応は薄く売り優勢の流れに変化はなかった。
 5月限は1182.25セントで取引を開始。一時は1186.75セントに達する
など地合いを引き締める場面も見られたが、その後は欧州の時間帯終盤までジリ安で運
ばれた。シカゴの時間帯を迎えると急速に軟化し1170.25セントまで下落。売り
警戒からすぐに買い戻されたが1180セントが抵抗線として意識される安もみとな
り、プラスサイドへの回復に至らないまま引けを迎えた。
 米農務省(USDA)が発表した3月28日までの大豆週間純輸出成約高は前週の
38万3800トンの半分程度となる19万4200トンだった。今年度の累計純輸出
成約高は4054万9100トンで前年度同期の4991万6200トンを約19%下
回っている。
 USDAは23/24年度積みでメキシコ向け15万2404トンの大豆の成約を発
表した。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、低めの気温のなか曇天が広がり風が続いている。ミシシッピ河
以東の4日の最高気温は4〜10℃程度にとどまる見通しで、小雨または雪交じりの雨
となる見込み。気温が低下し、天気が崩れていることで、作付準備を含めた農作業の
ペースが鈍化する見込み。
 現在五大湖周辺南部に到来している低気圧は、今後東部に移動し5日には大西洋沿岸
北部に達する見込み。激しい雷雨の可能性は低下したが、五大湖周辺地域では雪交じり
の散発的な降雨が見込まれる。また、ミシシッピバレー以東では強風となるもよう。
 4月9〜13日にかけて気温は概ね平年並〜平年を上回るだろう。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 氷雨となっているモンタナ州北部から中部以外のプレーンズではモンタナ州東部を中
心に暖かな気温となっているほか、降雨は発生していない。モンタナ州東部の4日の最
高気温は23〜24℃に達する見込み。3月31日時点でのモンタナ州全域で休眠打破
に至っている冬小麦の比率は5年間平均の16%を大幅に上回る42%に達している。
一方、テキサス州では4日の最高気温は26℃前後に達しているが、同州の冬小麦の
3月31日時点の出穂率は20%に達している。
 米南部産地ではフロリダ州南部の雨は止んでいるが、オハイオリバー南部および
ケンタッキー州では少雨または雪交じりの降雨が発生。ほとんどの地域で気温が低下す
るなか風に見舞われており、4日の最高気温は15℃以下に留まる見通し。一方、メキ
シコ湾岸西部では暖かな気温となり夏穀物の作付作業が活発化するだろう。
 今後はプレーンズでの気温は上昇する見通しだが、同時にモンタナ州からネブラスカ
州にかけての地域ではまとまった雨量を伴う降雨が見込まれる。対照的にハイプレーン
ズ南部および大西洋沿岸南部では少雨傾向になるだろう。
 大豆製品は、大豆油は大豆の軟調な足取りに追随した。一方の大豆粕は堅調。大豆油
とのストラドルに絡んだと見られる買いを受け確りで終了。大豆粕の期近5月限は前日
比3.50ドル高の333.50ドルで終了。
今日の材料
・コーンベルトでは、低温が続き曇天の中、風に見舞われる。
・天候の崩れによりコーンベルトでの作付準備を含めた農作業のペースは鈍化。
・米プレーンズ中部〜北部ではモンタナ州北部および中部以外で気温が上昇。
・プレーンズ全域のこの数日の気温は低めの状態ながら生育ペースは概ね平年を
 上回る。
・3月28日までの大豆週間純輸出成約高は前週の38万3800トンの半分程度
 となる19万4200トン。
・USDAは23/24年度積みでメキシコ向け15万2404トンの大豆の成約を
 発表。
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